最近、テレビや雑誌で貯蓄から投資への動きが活発化しています。
特に海外FX、仮想通貨、株に関しては、多くの無料自動売買ツールがネット上で提供されており、利用者も増加傾向にあります。
実はFXに関しても、たくさんの自動売買ツールがネット上で氾濫していて、FX無料自動売買ツールで検索すると何百万件も検索結果が出てきますし、プレゼント企画としているYouTube チャンネルもあります。
しかし、無料で提供されている自動売買ツールには注意が必要です。
本記事では、無料自動売買ツールの判断要素について解説します。
不安要素のポイント
FX初心者のプログラミング
自動売買ツールを作成するには、プログラミングの知識が必要です。特に、mqlというプログラミング言語を習得する必要があります。
プログラミングの知識がない場合、十分な自動売買ツールを作成することは難しいです。
検証不足
無料自動売買ツールは、十分な検証が行われていない場合があります。
過去の相場データを元に検証し、信頼性を確認する必要がありますが、これが不十分な場合、ツールの信頼性が低下します。
仮のお話になりますが、料理を作ったときに「味見」をすると思いますが、その料理を商品として販売する場合は、何度も試行錯誤して料理を検証すると思います。
つまり1つの自動売買ツールの開発から実用化まで時間をかけて、そのプログラムにバグやエラーがないか想定した取引がされるかどうか、そして一連の取引は相場に対応できているかどうかの動作確認をする必要があるので、過去検証も含めて最低でも2年の検証が必要となります。
もちろん長ければ長いほど信頼性が上がるので、無料自動売買ツールを検討する際は検証期間がどの程度なのかを確認してほしいです。
仮に検証期間が記載していない無料自動売買ツールがあった場合は無視しても良いと思います。
無料ならではのリスク
無料自動売買ツールには、何かしらのリスクが付きまとうことがあります。
開発者が報酬を目的に作成したり、十分な検証を行わなかったりする場合があります。
ここまで来るともうお分かりかと思いますが、プログラミングの知識とFXの知識とチャートの分析の知識を有して、さらに膨大な時間と労力をかけ検証して、ようやく商品化までたどり着いた自動売買ツールができたとします。
そんな自動売買ツールを無料で簡単に出せると思いますか?
無料EAを利用する際は、これだけは避けた方がいい事3選
無名なブローカーの指定
詐欺自動売買ツールは、無名なブローカーを指定することがあります。
これは悪質な手口であり、被害額が自動売買ツールの金額以上の高額になることがあります。
ブローカーと販売者がグルになって、購入者を破産させる傾向がおおいです。
ブローカーの選定は重要であり、詐欺かどうかを判断する際にはブローカーの評判や口コミを確認する必要があります。
実際にあったことは、EA購入してもらった人に最初の間に利益を持たせて、ある程度の期間がたった時にいきなり高ロットトレードを開始して購入した人みんな資産を持っていかれた事もありました。
簡潔に言えば、最初から架空のトレードで実際は取引をしておらず、時間がたったらあなたの資産を根こそぎ持っていくというやり方です。
成績や生活の豪華さのみのアピール
詐欺自動売買ツールは、成績や豪華な生活をアピールすることがありますが、FXに関する専門知識を示さない場合があります。
本物の自動売買ツールを開発する人は、FXに詳しいはずであり、その知識を発信するはずです。
また成績のみがアピールされ、具体的な取引戦略や仕組みが明示されていない場合は注意が必要です。
画像での証拠のみの提示
詐欺自動売買ツールは、取引履歴や使用者の声などの証拠を画像でしか提示しないことがあります。
画像は簡単に偽造できるため、本物の証拠とは言えない場合があります。
優れた自動売買ツールであれば、実際の取引履歴や利用者の声を公開することができるはずです。
煽り文句を真に受けずに、一旦距離を置いて冷静になる時間が必要でしょう。
\業界最大キャッシュバック率!/
無料EAを利用する事で最低限おさえておきたいポイント
開発者の信頼性と実績
EAの開発者が信頼できるかどうかを確認します。
過去に成功したEAをリリースしているか、開発者の実績や評判を調査しましょう。
信頼できる開発者からのEAを選ぶことで、信頼性や安全性が高まります。
検証と評価
EAの過去のパフォーマンスやテスト結果を検証し、客観的な評価を行います。
バックテストやフォワードテストの結果を確認し、リアルな市場環境での実績を見極めます。
また、他のトレーダーのレビューや評価も参考にして、EAの信頼性を判断します。
サポートとアップデート
購入したEAを適切に使用するために、開発者からのサポートやアップデートが提供されるか確認しましょう。
トラブルが発生した場合や市場環境の変化に対応するために、適切なサポートが受けられることが重要です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント